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湯の峰温泉「よしのや」


熊野:湯の峰温泉 旅館よしのや

湯の峰温泉 よしのや 画像

「よしのや」 和歌山県東牟婁郡本宮町湯峰359 TEL 0735-42-0101

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湯の峰温泉「旅館よしのや」

『熊野』とは、近畿最長の河川である『熊野川』を境に2つの県に分けられ、現在の和歌山県の東牟婁郡(むろぐん)・西牟婁郡、および三重県の南牟婁郡・北牟婁郡の辺り一帯をさして呼びます。この地は『本宮』『新宮』『那智』の『熊野三山』で古くから信仰を集め、旅人や修験道の心を魅了してきました。『熊野三山』への参詣道として大勢の人々が歩いた『熊野古道』は現在でも、いたる所に苔むした石畳や道標などに昔の名残が息づいています。

そして2004年7月に『紀伊山地の霊場と参詣道』が世界遺産として登録されたことで、交通の便が悪いにも関わらず、多くの観光客でにぎわうようになりました。紀伊山地には、修験道の『吉野』・神仏習合の『熊野』・密教の『高野山』と、異なる宗教の三大山岳霊場があります。それら霊場と、それらを結ぶ参詣道『熊野参詣道』『高野山町石道』『大峯奥駈道』によって世界遺産は構成されています。

『熊野川』流域には古くから『熊野詣で』の際に立ち寄った多くの湯治場があり、特に本宮町の山間部にある『本宮温泉郷』は有名で、『湯の峰温泉』『川湯温泉『渡瀬温泉』の3つの名湯巡りを楽しめます。

その中でも『湯の峰温泉』は今から1800年以上もの昔に発見された日本最古の温泉と伝えられています。また、昭和32年に関西で初めて『国民保養温泉』にも指定されました。『四村川』の支流『湯の谷川』沿いの小さな温泉街です。周辺には硫黄の香りが漂い、申し分がないほど湯治場の風情があります。熊野詣の湯垢離場(ゆごりば)として知られ、スーパーカブキで有名になった『小栗判官』と『照手姫』の舞台でもあり、『つぼ湯』は『小栗判官』蘇生の湯として知られています。この『つぼ湯』は今でも入れる公衆浴場としては、世界で初めての世界遺産のお風呂となります。温泉街の中心地にかかる『湯元橋』のたもとには白い湯煙を立ち上らせている源泉の『湯筒(ゆづつ)』があり、高温(92℃)の温泉が自噴し、自分で温泉玉子をゆでることができます。ボーリングが行われていない特異な温泉で、学術的にも貴重と言うことです。

湯の峰温泉『旅館よしのや』は平成11年にリニューアルオープンした清潔感あふれる温泉宿です。男前のご主人と、きれい好きな女将さん(文字通りきれいな女将さんは京美人)が、毎日磨きこんだ館内は小ぶりながら居心地が良いのです。しかも『つぼ湯』のすぐ上に立地する木造和風旅館で、窓からは『湯の谷川』沿いのレトロな温泉街が見下ろせます。『旅館よしのや』は、温もりある家庭的なおもてなし・山海の新鮮な食材を調理した美味しい料理・まるで深山にいるかのような庭園露天風呂など、リピーター客が多いのもうなずけます。『自然派倶楽部 yuu』の特選の温泉としてお薦めです。

2006年11月中旬取材



湯の峰温泉 よしのや

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