下部ホテルの概要

『下部温泉郷』のある身延町は、山梨県の南部の山間地域に位置し、中央を富士川が流れ、支流で毛無山を源とする下部川（湯川）に沿って下部温泉宿が並んでいます。車なら『中央高速』からも『東名高速』からも便利で、JR身延線も通っており『下部温泉駅』が最寄り駅になります。周辺には『下部温泉郷』の他に『身延山久遠寺』『本栖湖』があり、観光の拠点として最適です。ここも古くから『武田信玄』の隠し湯として知られてきました。過去、何度も映画やドラマの舞台として登場しています。ご紹介する『下部ホテル』は『JR下部温泉駅』のすぐ近くで、公共交通機関を利用しても便利な場所にあります。

下部ホテルの特徴

『下部ホテル』の魅力はたくさんありますが、館内だけで、3種類の泉質・11の湯舟・特に自然風築山を愛でながら入る檜露天風呂は素晴らしいものがあります。地元でとれたての旬の食材を使用した会席料理は、素朴でありながら料理長の食へのこだわりは、職人気質と呼べるほどです。その意気込みが料理に命を吹き込みます。また、甲州ワインや山梨の地酒等も数多くとり揃えておりますので、全ての点で十分満足することができる“癒し”のホテルです。それと、昭和36年のこと。『日活』の映画俳優であった『石原裕次郎』が志賀高原でスキー中、粉砕複雑骨折し、温泉療養として選んだのはこちらの『下部ホテル』でした。

周辺の見どころ観光レポート

下部温泉『下部ホテル』を拠点にして訪ねたい名所旧跡は数多くあります。『身延山久遠寺』『本栖湖』をはじめとする『富士五湖』『木喰の里微笑館』『あじさい寺（下山妙見寺）』『富岳風穴・鳴沢氷穴』など、豊富です。本サイトの後ろのページには『身延山久遠寺』『富士山』『忍野八海』の観光写真が掲載してあります。

下部ホテル取材の感想

i今回は歳の離れた姉二人を同行しての宿泊でした。毎回「自然に囲まれ・露天風呂もステキで・料理にも特色があり・周辺観光に適しており・しかもリーズナブルな宿」を、インターネットを駆使して捜すのです。『下部ホテル』は駅に近いことで「俗化しているかも……」と考えていましたが、露天風呂が豊富なので出掛けることにしました。ところが大型施設にしては、味わいと工夫のある館内とサービスには大いに満足しました。是非、多くの方々にも宿泊していただきたい優れた“癒しの温泉宿”です。
（2007年4月取材）