岐阜県高山市の奥、北アルプス槍ヶ岳の飛騨側山麓に位置する奥飛騨温泉郷は『平湯温泉』『新平湯温泉』『福地温泉』『栃尾温泉』『新穂高温泉』から成り立っています。この地域は、露天風呂の数は日本一で、およそ170以上の露天風呂があり、ペンションでも複数の露天風呂を持っている所があります。その中でも『栃尾温泉』は比較的小規模の温泉地域です。
栃尾温泉『荒神の湯』は国道471号線と県道475号線の合流点付近。蒲田川の川沿いにある温泉民宿組合が管理している公共露天風呂です。無人の施設で、男女別の大きな露天岩風呂になっており一度に20〜30人は入れそうです。湯船は2つありますが、シーズン以外は1つだけの場合が多いようです。ここは公園になっており、トイレも完備。駐車場は広いのでキャンピングカーでも利用できます。まわりにはキャンプ場などがあります。夏は家族ずれがたくさん訪れ混雑します。近所に小型スーパーがありますから便利です。
栃尾温泉『荒神の湯』は周囲を山々に囲まれているが、蒲田川の広い河原が目の前で開放的。満天の星空を眺めながら、せせらぎをバックミュージックにして入る温泉は抜群の癒しです。なるべくシーズンオフが良いかも。
2002年2月上旬取材
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