栃木県の塩原温泉郷には「塩原11湯」と総称する、大網温泉・福渡(ふくわた)温泉・塩の湯温泉・塩釜温泉・畑下(はたおり)温泉・門前温泉・古町温泉・中塩原温泉・上塩原温泉・新湯温泉・元湯温泉がある。
塩原温泉『岩の湯』は『塩原温泉郷』の温泉街を流れる箒川(ほうきがわ)沿いににある公共露天風呂で、赤い小さな『不動吊橋』を渡った上流側にあります。ちなみに下流側の遊歩道を進むと『不動の湯』に行きます。
料金BOXに200円ほど入れて、脱衣所と言っても“目隠し”程度です。湯舟は小屋がけの長方形(紺色の湯と言っても黄土色の時もある)と屋根なしの円形(黄土色のにごり湯)の2つがあり、こちらは対岸の旅館からは丸見えです。熱いのと深いので要注意、平日の午前中がねらい目です。
渓流を見ながらの塩原温泉『岩の湯』の露天風呂は野趣そのもので、四季折々の景観が楽しめる。静かな時間に入るとなかなか風流であり、話題性もある。タオルを湯舟に入れない・ゴミを持ち帰る・バカ騒ぎしない・料金はきちんと払う・湯舟で飲食をしないなどのマナーを守り、皆が気持ち良く使えるようにしたい。そうでないと閉鎖されることもあります。
2005年6月中旬取材
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