御影石とは花崗岩（かこうがん）のことです。もともと、兵庫県神戸市の御影地区で採れたのでその名がつきました。
硬さ・加工性・低い吸水性・保温性・耐久性・色調など優れた点が多いので、古くから鳥居や石垣にも使われてきました。産地により色や粒子に変化があります。
岐阜県中津川市には、この地の特産である錆び色が波模様に入る御影石があり『錆御影』と呼ばれています。この錆御影石で竣工記念碑を造り現場までお届けいたします。
▲竣工記念碑、完成予想図 文字面積の対して字数が多いので、蛭川でも石目の細かい山から切り出した石材の表面をザラついたビシャン加工（通常はノミ仕上げで凸凹させます）をしました。書体はパソコン楷書体です
サイズは文字が多いために大きくしてあります。その分は加算されます。
▲石材工場で完成 石材工場から送られてきた完成した竣工記念碑の写真。これで承諾を得た後に、梱包して設置場所に近い最寄り西濃運輸支店留めで発送いたしました。
▲思い出記念碑、完成予想図 表面と裏面は細かい文字が入りますから鏡面磨きに、両サイドは割肌仕上げにして手作り感を出しました。
お母様が亡くなる直前に書かれた自作の詩を入れていただきたいとのことで、書道家に依頼して楷書と行書の中間くらいの文字で書いていただきました。
▲思い出記念碑、完成品 設置場所に近い運送会社の支店留めですから、都合の良いときに引き取りに行っていただき設置を完了しました。
▲思い出記念碑、完成品 裏面には、それまであったお宅の陶磁器製の表札を思い出に埋め込みました。
とてもご満足をいただきましたことで「この仕事を始めたことを良かったと、感慨深い思いがいたしました」
