新穂高温泉 ペンション ほのみ亭

ペンション ほのみ亭

岐阜県高山市の奥、北アルプス槍ヶ岳の飛騨側山麓に位置する奥飛騨温泉郷は『平湯温泉』『新平湯温泉』『福地温泉』『栃尾温泉』『新穂高温泉』から成り立っています。その『新穂高温泉』の中、以前は『中尾温泉』とも呼ばれていた『中尾高原』は奥飛騨温泉郷の中でも珍しく、高原の爽やかさがある温泉地域です。錫杖岳・焼岳・笠ヶ岳などが目前に見えるロケーションの良い温泉地で最近、人気が出ています。

奥飛騨には珍しくペンションが多いのですが、各施設が複数の露天風呂や内風呂を持っており、宿泊費も全体にリーズナブルでリピータも多いようです。ここからは新穂高ロープウェイの中腹駅『鍋平』に行くことができるばかりではなく、周辺にはパノラマ風景・オートキャンプ場・公共露天風呂・日帰り入浴可能な宿・レトロなおもちゃが展示されている『おもちゃ博物館』などの見所や施設がいっぱいなのです。

ここ『ペンション：ほのみ亭（穂乃実）』は、オーナーが下呂温泉で板前をやっていた経歴があり美味しい食事です。朝食は和・洋の選択が可能で、陽気のいい時期には槍ヶ岳を遠望しながら庭でいただけます。『ほのみ亭』は樽風呂の『こもれびの湯』が、しばしば旅行雑誌などに紹介されていますが、最近岩風呂『天の湯』を新設しました。岩風呂の造りにもセンスがあり、訊いてみたら「三重県長島温泉の渓流大露天風呂『湯あみの島』の岩組みをした人の設計」だとのこと。そしてオーナー自身がさらに作り足し、小柄ながら風情ある露天岩風呂を愉しめます。共に貸切専用になっていますからゆっくりと入れます。『ほのみ亭』はこじんまりと家族的で居心地の良いペンションで『自然派倶楽部 yuu』が、唯一、4回以上のリピーター客として訪れた温泉宿でもあります。